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チャイルド・スポンサーシップは怪しい

一昨日の分です。

恵まれない国の子どもやその家族、地域のために月々でお金を支払い、自分が「スポンサー」となった子どもの成長を見守ることができるシステム、"child sponsorship(チャイルド・スポンサーシップ)" について。

たまたま読んだブログ記事の著者が、特定非営利活動法人「ワールド・ビジョン・ジャパン」でチャイルド・スポンサーシップに参加していると書いていたことから興味を持って公式サイトを読んでいました。

1日にペットボトル飲料1本分の150円、月々で4500円を支払い、自分が「スポンサー」となった子どもと文通したり、場合によっては現地へ会いに行きながら、子どもと家族、地域を支援することができる、と。

最初は本気で参加することを考えながら読み始めたものの、読み終えて最初に出た感想は「高くね?」でした。

(無論、全額が支援に回るわけではないですが)こういった貧しい国の貧困層にとって、月々4500円という金額がどれほどのものか。「支援」というレベルを明らかに超えています。

「子どもや家族だけでなく地域(つまりインフラ)も含まれているからこれほどの額になるんだろう」と納得しようとしましたが、そうなると次に疑問となるのは、「じゃあ何で子どもと文通するの?」ということ。

支払った金額のうち子どもの支援に使われる比重がほとんどないのであれば、"child sponsorship" というネーミングはおかしいだろうと。

そう思って調べてみると、「チャイルド・スポンサーシップ」という言葉は日本では「ワールド・ビジョン・ジャパン」の登録商標なんだとか。いきなり怪しくなりました。

http://okwave.jp/qa/q6216139.htmlでは支援額を計算している方がいます。ボランティアへの参加が乏しくて有名な日本ですら年間1億円近い支援金を送っていることになり、他の先進国を合わせればきっと途方もない金額になります。それを数カ国で分配するにしたって、やはり民間団体が支援する金額としては異常ではないでしょうか。

こういう団体を疑い始めたらきりがないのですが、"child sponsorship" については参加を見送ろうと思いました。

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comment

Secret

No title

騙されるやつ、これで偽善に浸るヤツってホント、バカですね~

偽善であっても、人を救おうとして払ったお金を正規に使わないというのは許されないと思います。

まあ、こんな幼稚な詐欺に引っかかる人は、いろんなところで騙されてそうですけど…。

いやらしいイメージ操作で金銭収集

アグネスの日本ユニセフしかり
小沢一郎のジョン万次郎の会しかり
カルト新興宗教しかり
胡散臭い金銭収集団体が
日本には多すぎますね。

最近メディアに出てるマツコDXさんが
「ゲイカップルはチャイルドスポンサーとかして心を埋めるしかないのよ」みたいなこと言ってましたが
実態は多くのお金が本意から外れた使途に使われてそうですね。

支援金の利用明細を出して欲しいですよね。すべてのボランティア団体は利用明細を出すべきです。

No title

厳密にいうとその子を取り巻く環境に支援が回るんですけどね。
地域の活性化とかなので、特定の子供のスポンサー=その子に直接お金が使われる、わけではないです。
つまりその子が受ける支援は環境であり、それは他者も恩恵を受けます。サイトをよく見ればわかりますが。。たとえばその子の家が豪邸になったところでトイレもなく学校にもいけずワクチンもなく・・これでは支援を受けていることにはなりませんよね。つまりはそういうことです

コメントありがとうございます。

その子だけではなく地域全体を助ける(例えば公衆トイレを1個作るだけで、大勢の大人、そして子供も救われる)のであれば、

・特定の子と文通する必要はあるのか?
・"child sponsorship" というネーミングはどうなのか?
・何のために「チャイルド・スポンサーシップ」を登録商標にするのか?

という話になるんじゃないかと書いたつもりですが。。

No title

こんにちは、支援団体について調べていてたどり着きました。
登録商標とはどんなものなのだろうとウィキにて調べてみましたが、怪しくないのではないですか?

『その商品や役務の出所(誰が提供しているか)を認識可能とするために使用される標識(文字、図形、記号、立体的形状など)をいい』
『需要者は、標章を知覚することによって商品や役務の出所を認識し、購入したい商品、または提供を受けたい役務を選択することができる』
『商品の販売や役務の提供を継続すると、使用されるブランドは需要者に広く知られることとなり、商品の品質や役務の質が一定以上のものであれば、業務上の信用力(ブランド)が化体』
『この財産的価値は、特許権や著作権にならぶ知的財産権の一つと位置づけられ、条約や法律による保護対象となっている』

など、むしろ団体役務について真摯なのでは?

『これにより産業の発達に寄与し、あわせて需要者の利益を保護することができる』

ともありますが、団体の意義において自分たちの利益追求ではないでしょう。

価値観や判断基準は個人個人のものではありますが、この断言したタイトルを誰もが見られるネット上に発信することは貴方にある責任をないがしろにしているのでは?

根絶されるべきだという確信できるデータがあってのことならば違う行動をなさるでしょう。風評や印象で発信するにはあまりに攻撃的な題名です。

ブログにて意思を発信するという行動力のある貴方の、貴方ならではの気付いたことがあるのならば、
この団体にも民間に対しても、このような点に不信感を持たせているとアプローチする、根絶のためではなく改善のための表現方法の仕方をなさってはいかがでしょうか。

くどい表し方となってしまいますが、チャイルドスポンサーシップという名称も、子供の不遇な環境や境遇などを想う親の思いや、様々不遇な境遇で生きてきた人達のことを知っていることを思えば、環境改善や境遇改善のための活動の名目に子供のことを取り上げるのも不思議ではないのではないでしょうか。
人は誰でも子供時代はあります。
生まれて育って生んで、が地域で起こる人の営みであるので、生活の基盤を底上げしたい活動であるから、『全体の環境・境遇の改善を目的としている→子供の境遇をよくする』という意思が反映されているのでは?
文通は本当に支援があることを表しているのでは?

(私は知っていることはそう多くはありませんが、個人の思いでは優しくて愛情を知る人が行動を思い立ってしている活動なのだと思います。少なくとも、メンバーはそんな人たちだと思いますよ。)

そんな感じに受け取られそうな文体になったけれども関係者ではありません、風評嫌だなーの一個人です。

めけさん、ご意見ありがとうございます。

我々募金者は同じお金でより多くの人がより有意義な方法で救われることを望んでいます。そして、募金者には選択の自由があります。
そのために設備や広告などの経費を抑えた、偽善のない団体を選びます。それがめけさんや私のような募金者にとっては「ブランドの信用性」よりも大事なことではないでしょうか。

それに、私はそうやって募金先を選別し、その一利用者としての感想、ひとつの考え方を書いただけです。
こんな細々やっている個人ブログに個人の感想を書いただけで、影響や責任を問われても困ってしまいます…。

No title

私は実際にチャイルドスポンサーになってみて、担当になったネパールの10歳の女の子に手紙を書いて、一緒に一生懸命に選んだノートと鉛筆とシールを送ったのだけど、もらったお返事が代筆の人が書いたというもので「学校に行くのと近くの川で水をくむのが好きです」と書いてあるらしく、本人の描いた絵というのがただの一本のぐちゃぐちゃの線が描かれているだけで・・・・。プレゼントは確実に届いていない!じゃあお金は届いているのか???と不信に思って退会しました。退会願いはあまりにもあっさりと受け入れられ、理由を聞かれることもなく、「今までありがとうございました」と言われましたが。なんだかとても残念です。でも、まぁ、3ヶ月だけでも世界の子供を救ってるような気になれたのでよしとしましょうかね。

貴重な体験談、ありがとうございます。
一生懸命に選ばれた文房具はどこへ行ったかもわかりませんし大変残念ですが、せめてお金があるべき形で使われているといいですね。

プレゼント届いてますよ

いきなりすみません。
支援してる者ですが、目にとまったもので読ませて貰いました。
私はシールや鉛筆、消しゴムを、ワールドビジョンで用意してくれた誕生日用のプレゼント(今は絵はがき位になりましたが)を数回送りました。
きちんと届いていて、まだ自分で手紙が書けないため感謝を伝えているのを、現地スタッフが代理で記入した手紙が送られてきました。
支援地域によっては郵便事情が悪く、途中で盗難にあうことも珍しくないようです。
私はエチオピア地域に送りましたけど。

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